
2016年に合わせ内容改定版です。型番4300対応。PS4が発売したきっかけに、PS3を持ってないけど、PS4を購入した人が意外と多い。実はPS4やるなら、PS3本体もあるとお得!
それは、PS4を購入したらほとんどの人がPSN(PSプラス)有料会員になっていると思いますが、PS4だけではなくPS3、PS VITAのPSNストアの有料会員向けのフリープレイがダウンロードできます。ゲーム配信の量もこちらの方が圧倒的に多い!
実はPS4ログイン中でもPS3への同時ログイン可能です。(動作確認済)PS4のゲームインストール中にPS3で遊んで待つなどできてしまいます。逆も同様です。
旧型PS3は、初期PS3からPS2互換性とSuperAudioCDを省いた普及型となります。おかげで価格が半額近く値段が下がりました。今流通しているのはほとんどが新型となります。
--------------ここから追記(2017年)
注意!PS3は完全生産終了へ!入手は在庫限りです。
PlayStation3 チャコール・ブラック 500GB (CECH4300C)
ついに生産終了のときが来ました。互換性機能が今後提供されない限りこのままではPS3ゲームは配信・販売されるのに、本体が入手困難という状態になります。
--------------ここまで追記(2017年)
2017年時点、最新の小型軽量化されたPS3は、旧型PS3からのデザインを一新し、小型化し値段を下げHDDを大容量化させ新機能をいくつか追加対応させたものです。
旧型と新型の大きな違いは、
- スロットイン式(自動吸込型)からスライド式のフタに変わりました。
初代PS1のような蓋を手動で開けるタイプです。 - ブルーレイ(BD)再生時のみHDMI出力になり、出力先が制限されます。ただし良いこともあります。音声のビットストリーム(ダイレクト)出力に対応しました。
- 消費電力が約 280Wから約 190Wへ省エネに!
- HDDは40GBから250/500GBに増量UPしています。
- 旧型と比べ驚くほど発熱量も抑えられています。
詳しいAVの話は「【PS3/PS4】え、遅延してる?おすすめのPS4対応シアターシステムとAVアンプの接続方法」へどうぞ。
マイナーチェンジして今の最新機種はCECH4300C(以下、4300に略)です。
コストダウン(HDDアクセスランプ削除)して少し値下げしています。

お店によってはさらに一つ前のPlayStation3 CECH-4200C(以下、4200に略)も売ってます。
アクセスランプはついています!蓋は手動のスライド式!

さらに一つ前のCECH-4000C(以下、4000に略)もあります。

新型には4000と4200、4300の3種類がある!どっちがいいの?
先に言いますと、型番4200と最新4300の違いはHDDアクセスランプ(灯り)の有無による値下げがあるかどうか程度の違いです。最新4300の方が約2700円安い。プレイ中に点灯ランプを見ることは無いため、無駄な機能を削除してコストダウンということのようです。同梱物に変更はありません。電源ランプはついてますので安心ください。
型番の4000と4200の違いはBD再生時に、HDMI限定出力となる出力制限が組み込まれています。
著作権やらがうるさくなったので販売に支障がないように変更が加えられています。
- 型番4000 : BD再生時にHDMI以外の出力時にはSD低解像度での再生になります。高解像度対応のD端子接続であっても低解像度です。
- 型番4200 : さらにBD再生時にHDMI以外の出力ができなくなりました。
- 型番4300 : 型番4200の本体からHDDアクセス時のアクセスランプを削除しました。
もしHDDを交換する予定だったら、250GBの安い本体を買いましょう。差額は3000円ぐらいあります。と思って居たら、250GBも4300C登場時に生産終了となってしまったようです。
値下げした4300Cがあるから、こっちを買えということなんでしょうか。おかげで250GBのPS3の相場が上がりました(安い店が売り切れてしまったため)
4000/4200/4300 どちらもPS1のようなフタを手動で開いてディスクセットします。
置く場所の高さに上限がある場合には型番3000シリーズでも悪くないと思います。ただ、古い機種は生産を終了している上、HDD容量が少ないなどと割高となっています。
型番4000と3000の違いは、新しい型番4000の方が10W省電力で0.5Kg軽くなっています。奥行きが6cmほど短くなりコンパクト。ディスクの入れ方が変わりました。
型番3000では、ディスクは自動で吸込んでゲームが起動できたのに対し、型番4000ではトレイに自分でセットする感じです。一応メリットはあります、故障時には型番3000ではセットされたゲームが取出せないなどの問題が型番4000では発生しません。
HDD交換はPS3でも問題なくできる!
PS3のHDDを交換・換装するには以下の方法があります。- 自分で交換する。
- サポートに送って「ハードディスク換装サービス」を受ける。320GBへ交換して、費用は18,514円。旧機種の場合はサポート対象外のため、自分で交換する必要があります。
どうせ交換するなら自分でHDD交換してみよう。
HDD交換・換装作業自体は30分もかかりません。HDDの種類はHDD、SSD、HDDとSSDを合わせたSSHD(ハイブリッドHDD)の3種類があります。特徴
- HDD:
うるさい、熱い!でも大容量・高耐久性・安い!最安値です! - SSD:
HDDと比較にならないほど高速で静音、発熱も少ない!でも大容量のものは非常に高価です。 - SSHD:
SSDとHDDのいいとこ取りでコストパフォーマンスがよいです。価格的にもHDDとあまり差がありません。
※SSDやSSHDにするとPSストアが快適になります。ロードの多いゲームにはさらに有効です。
目安
SSD(超高速)>>SSHD(高速)>>HDD(キャッシュ16MB以上、普通)>HDD(キャッシュ8Mぐらい。遅い)
トルネ録画やネットの動画鑑賞したい場合
録画の場合、速さより容量が大事です。トルネ録画をしたい場合やニコ動、youtubeが見たい場合などは
SSDよりHDDやSSHDを選びましょう。
最近のSSDはそこまで寿命の心配をする必要がないと言われていますが、PS3の場合には動画鑑賞しているだけでSSDの寿命が削られていく仕様です。PS4ではその点が改善していますが、PS3では高耐久性のHDDをおすすめします。
※録画自体はトルネ本体で行います。再生の時だけ影響がでるようです。
買うならおすすめはどれ?
SSDに交換したい場合は256GB以上のものを選んでください。SSDは各メーカーのスペック表を見ると分かりますが、容量によって比例して寿命増とともに高速化される傾向があります。
HDDを選びたいなら、これがおすすめ。
よくPS3は1TBまでしか認識しないとかいわれますが、1.5TBでも問題なく使えてます。一応2.0TBまで対応できますが、公式では1.5TBまでとなります。(2TBは公式動作対象外、不都合も起きやすいため1.5TBまでにしてください。)
※2016年1月にHDD内容改定
旧機種PS3は500GB以上をどうぞ
- 5000円台の安さと耐久性を備えたおすすめの最安値HDDならこちら、東芝製 HDD 500GB [MQ01ABD050] 容量は500GB、安くても8MBキャッシュ搭載。
現行型PS3は1TB以上をどうぞ
PS3は、1.5TBまでの容量を選んでください。2.0TBでは不具合が発生しやすいです。
- 現在、選べるHDDの中では一番の大容量HDD。1.5T(1500GB)と高速化32MBキャッシュ搭載。PS4で使用も可能な現行スペックです。日立製HGST 0S03634初期搭載HDDから乗り換えるだけでも、多少速度の恩恵を受けられます。(こちらはメーカー生産終了いたしました)
現在販売している回転数7400(日立HGST製0S03565、1TB)の方が、若干高速になります。
SSHDを選ぶなら
ゲーム用に使っていくのであれば、SSHDがおすすめです。遅いパソコンが息を吹き返すぐらいの能力をもっています。最近、PSストアが開くのが遅い!って方は交換の価値あり!?
- 11000円台ならSSDとHDDのハイブリットHDD(SSHD)「Seagate社製 ST1000LM014 」があります。(1TB約1000GB、キャッシュ64MB+8GBSSD/5400回転/9.5mm)※HDDの刻印がサムスンの場合あり
シーゲートのサムスン刻印が嫌ならこちらをどうぞ。
- 東芝製の「MQ02ABD100H」(2015年)
(1TB約1000GB、キャッシュ64MB+8GBSSD/5400回転/9.5mm)と上記スペック相当となっています。
※PS4では動作確認済、安定動作のためにPS3を最新バージョンへアップデートしてください。
- 大容量のHDD、2TBについて
2015年、現PS3で取り付けした場合に、2TB以上は「対応していないHDD」であると表示されます。(PS4なら問題ない。)
2TBには、「Seagate ST2000LM003 2000GB(2TB)」 /5400rpm 32MB 9.5mm
があり、2014年頃PS3にて換装して使ったところ約1.7GBとして認識されました。(認識しない場合はセーフモード、電源長押し)
現在のバージョンでは、うまく動作しないようです。
容量に関しては
PS4へ使っている方も同様容量のようです。この製品は元韓国サムスンのHDD事業部をSeagate社が買収し、現在はSeagateが品質維持と生産管理・販売しています。
サムスン時代は個体差性能にバラツキがあるので間違っても買ってはいけない商品でしたが、今は安定しています。
※2015年5月以降に販売予定の3TB(3000GB)容量2.5インチHDDは厚さが15mmと分厚いため、残念ながらPS3/PS4には使えません。
速度重視SSDを選びたいなら、これがおすすめ。
※2016年1月にSSD内容改定
手ごろな価格帯ものは、(それでも高価です)
- 2015年に発売されたものだと、Crucial社のCT500MX200SSD1 500GB(読み込み 550MB/s 書き込み 500MB/s)高速タイプで安定しています。(PS4、PS3ともに動作確認)
- 書き込みスペックは落ちますが、Transcend社のTS512GSSD370S 512GB(読み込み 570MB/s 書き込み 470MB/s)などもよいです。
※PS4ですらSSDの性能をフルに使いこなせないため、PS3で使う場合には、十分すぎる性能を持っています。(オーバースペック)
容量の大きいものは、
- サンディスク社のExtremePRO960GB 960GBもよいです。取り付け時に多少空きスペースができます。
- Crucial社のCT1000MX200SSD1 上記Crucial社の大容量版です。
(読み込み 550MB/s 書き込み 500MB/s)高速タイプ。
PS3はPS4よりも熱がこもりやすいので発熱の大きい回転数の高いHDDは避けたほうが無難です。
ここで紹介したものは発熱の低いものばかりです。
PS4で搭載可能なHDDの一覧は「【PS4】PS4のHDDを交換して容量UP高速化!交換におすすめのハイブリッドSSHDと安くて大容量HDD、超高速SSDのメリットとデメリット」をご覧ください。
こちらもどうぞ!
大容量化したい!PS3のHDD交換でも使える【PS4】PS4PRO対応最新のおすすめHDDやSSHD、SSDを紹介!安くて大容量で安定性重視、速度重視などパフォーマンスのよいものをどうぞ!
交換に必要なもの
- 上記で紹介したHDD(2.5インチSATAで厚さ9.5mm以下)
- USBメモリなどの外部記録メディア
※USBメモリはどんなものでも構いません。手持ちがなければこちらをどうぞ「SanDisk Extreme USB3.0 フラッシュメモリー 32GB」中身はSSDのようなもので、びっくりするぐらい速いです。使い終わったら、セーブデータのバックアップ用などに使うといい感じです。(認識するのに4秒ほどかかり、多少発熱します。) - プラスドライバー (HDDをフレームから外すときに使用)(私はVESSEL(ベッセル) マイクロドライバー を使いました。PS4のネジを外したり、メガネのネジも絞めれたりと便利)
- 【ここは任意です】PS3のセーブなどインストールゲームのバックアップする場合には、USB接続の外付けHDD。今後の交換HDDのために同一容量より大きめの容量推奨です。
(1.5TBに換装予定なら2TBの外付けHDDを用意、PS3は最大2TBまで対応しています。)
交換用HDDの厚さが9.5mmより厚いものは入りません。かならず、 2.5インチであることと
事前にPS3の再インストール用USBメモリを準備します。
HDDにインストールするための、最新のアップデータを準備します。パソコンを使ってUSBメモリなどに「PS3」という名前のフォルダを作成し、その中に「UPDATE」という名前のフォルダを作成します。UPDATEフォルダへ、ダウンロードしたアップデータファイルをコピーします。
これでPS3の再インストール用USBメモリの準備ができました。
実際の交換手順
- HDD交換前に、PS3に繋がっているケーブル類を全て外します。
- 型番4000シリーズの場合のカバーのはずし方
矢印の方向にカバーをスライドします。
本体を建てて作業します。強い力でカバーをスライドさせるため、本体を支えながら作業してください。
カバーの端を指や手のひらで押しながらやるとスムーズに動きます。
次にハードディスクを取り外します。
はじめに青いネジを外します。
取っ手の右側を手前に出し、HDDを引きだします。
引き出したHDDを裏返します。
4つのネジを外します。このとき、ネジ穴のゴムは取らないでください。
ネジを全て外すとHDDを固定していたフレームが外れます。新しく買ってきたHDDを同じ要領でネジどめしていきます。
ネジは強く締め過ぎないように- HDDをPS3本体に奥まで差し込んで、はじめに外した青ネジで固定します。
- カバーを元にはめて完了です。
電源をいれると、新HDDはフォーマット(初期化)していいか聞かれるので「はい」を選択。
あとはしばらく待つだけ。
PS3の再インストール用USBメモリを差し込んでシステムを再インストールすればOKです。
購入時期により仕様変更があった場合も含み、
増設時に発生したトラブルに関して一切の責任を負いませんので予めご了承願います。
注意!PS3は完全生産終了へ!入手は在庫限りです。
PlayStation3 チャコール・ブラック 500GB (CECH4300C)
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