
2020年7月更新版!コスパ重視!性能重視!いやどっちも!PS4PRO向けにSSDだけおすすめ紹介!どうせ使うなら速いほうがいい!ってことでSSD特集です。SSDは、特に注意書きがない限り、ノーマルPS4やPS3でも使用可能です。
この記事は2020年7月11日に更新しました(目安の相場は2020.7/11時点)
前回更新は2019年11月、7月、5月、4月、2月。その前は2018年~2016年です。
流通の少ない製品の整理、相場情報を追記・更新しました。
別記事の「外付けSSDやHDDが欲しい場合」はこちらもどうぞ!(2020年版)
PS4、PS4PRO向けのおすすめ!SSD一覧まとめ編


ゲームのロード読み込み・待ち時間を短くしたい!
発熱が気になる!少しでも快適にプレイしたい人におすすめのSSDを紹介します。
2020年に入りびっくりするほど価格が下がり、以前より購入しやすくなっています!
容量は500GB~1TB、2TBものを中心に紹介します。
今回もコスパがよく、性能のいいものを紹介していきます。
MHW(モンスターハンターワールド・アイスボーン)などのやたらとロードが長いゲームは交換するだけで高速化が体感できる!シニゲーと呼ばれる「SEKIRO」はロード画面回数も多いので、読込時間が短い方がとても快適になります。
おしながき(もくじ!)
▼1. PS4の仕様など!(ここをタップすると説明文を開閉)
PS4、PS4PRO共通仕様
- 内蔵可能なSSD/HDDの厚さは9.5mmまで。
- 容量160GB以上(2.5インチサイズ)重要です!
- 速度のボトルネックとなっていた部分「SATA」仕様が変更、
SATA2.0相当(速度3Gbps)からSATA3.0相当(速度6Gbps)へ、表示上2倍にパワーアップ!
(公式FAQより)
より高速な SATA-IIIに対応しています。ただし、もともとPS4Proに搭載している1TBのHDDでは速度は変化しません。SSDに換装した場合ロード時間が短くなり、ファイル転送速度も向上しますが、短縮時間や転送速度は扱うコンテンツにより異なります。
2017年のPS4システムアップデート4.5( 2017年3月9日以降)にて、
USBタイプ3.0以上の「外付けHDD/SSD」を、
PS4に接続することで「拡張ストレージ」として使えるようになりました!
PS4、PS4PROともゲームロード時間がそこそこ高速化させることができます。
- 容量は250GB以上(8TB以下)。
- USB3.0以上に対応していること、直接接続していることが条件。
SSDを外付けケースにいれて接続して使うこともできます。ケースなどは別売り「玄人志向 2.5インチHDD/SSDケース USB3.1 Gen2対応 GW2.5FST-SU3.1」など。
「外付けSSD」自体を買うと結構なお値段ですが、自分でSSDとケースを用意すると、かなり安く出来上がります。※接続方法などは記事末尾付近に記述。
PS4とPS4PROでの違い
- PS4「初期型PS4、通常PS4(スリム型)」の場合(PS4PRO以外)は、
外付け(USB3.0以上)で接続したほうが高速です。
外付けSSD(1番速い!)>内蔵SSD(2番)>初期HDD(3番)の順。
初期搭載HDDと、外付けHDDを比較する場合、外付けHDDの方が速い。 - PS4PROの場合は、
内蔵HDDをSSDに交換するのが、一番高速化されます。
内蔵SSD(1番速い!)>外付けSSD(2番!)>初期HDD(3番)の順
外付けHDDと、外付けSSDを比較する場合、外付けSSDの方が速い。
内蔵HDD容量が不足しており、お手頃に体感速度も欲しい場合は、簡単に容量が増やせる外付けHDDの拡張ストレージをお試しください。「PS4、PS4PRO拡張ストレージ 2020年版最新 おすすめ外付けHDD紹介!安くて大容量 パフォーマンスのよいものを中心にまとめて紹介」
内蔵交換のメリットは、PS4システムそのものが高速化されます。
USB接続時の端子接触不良などのデータ損失の心配が少なくなるのも大きいです。
デメリットは、ケースを開けて交換しないといけない点。(PS4の本体保証は切れません)
外付けのメリットは、USB接続するだけで簡単に使え、速度も出る!
デメリットは、ケーブルの接触不良などでエラーがでやすい点。(エラーが出ても自動修復が実行されます。)
実際のHDD交換・換装方法は【旧PS4】【新型PS4スリム】【新型PS4PRO】で異なります。
可能であれば、購入後はパソコンなどに繋いで初期不良がないかどうかをご確認ください。
私が買ったPS4PROの初期HDD:TOSHIBA製 1TB 5400rpm 8MB
Serial ATA300(SATA2相当) 3Gb/s MQ01ABD100
せっかくのPS4PROなのに、SATA2止まりの遅いHDDが積まれていました。これではせっかくのPS4PROが台無しです。買い換えるなら、PS4PROで対応になったSSDを積んでみよう!
▼2. SSDには5種類あり、MLCとSLC、TLC、改良型TLC、改悪QLC!(ここをタップすると説明文を開閉)
最近は高速化、耐久性を大幅に改善した、改良型TLCや3DTLCを採用しているSSDが多いので、大手メーカーもので極端に値段が安いものを除けば、特に意識しなくてもいいようになっています。(安価な中国メーカー製品は注意すること!耐久性の低いQLCや偽装MLCを使用しています)
スペック!
読込速度560(MB/sec)書込速度530(MB/sec)
※この数字が重要です。取り合えず両行とも500を超えていれば快適です。
▼ タップすると説明文を開閉します。
※耐久性(寿命のようなもの)の数字は目安です。
- QLC:耐久性1000 超遅くて短寿命・超低コスト。激安製品に使われる。
2018年ぐらいから登場。中華製品で多く採用されている印象。(表示MLCでも中身はQLCな製品もあるので、心配なら大手メーカーを選んだほうが無難。)
大手メーカーでも高速SLCと組み合わせた製品(4BIT MLC表示)を発売!
注意点として、空き容量が少なくなると極端に速度が下がる。 - TLC:耐久性3,000 本来は遅くて短寿命・低コスト。安い製品に使われる。
※最近は各社、ひと工夫した改良型を採用している、名前にTLCが付くからといって避ける必要はない。ただし、何もしていない普通のTLCは避けたほうが無難。使うなら定期的にセーブバックアップをとるなど対策が必要。 - MLC:耐久性10,000 大容量化でき低コストで速い。
普通の使用では先にPS4が壊れるレベル。 - 3DTLC 、SanDisk TLCなど:耐久性30,000 TLCにSLCを組み合わせるなど工夫して高速化、耐久性を大幅に改善した改良型TLCタイプ。TLCのデメリットを最小限にしている。
書き換え可能容量(TBW)がMLCと比べ約3倍に向上。この値は製品により異なるため、目安としてどうぞ。
- SLC:高耐久性100,000 主にキャッシュや一部ハイエンド機種に使われる。
お値段の桁が1つほど多くなる。
3. おすすめのSSD!
性能よし!コスパもいい商品紹介!耐久性なども、1日8時間ほど毎日ゲームプレイし続けても、PS4が先に壊れるぐらいに使えます。2019年より安くなっています!換装のハードルもかなり低くなっています。
内蔵用に使う場合、PS4のシステムウェアなどに100GBほど使用されるため、実際に使える容量は少なくなります。そのため、500GB未満の容量はおすすめしていません。(PS4PROとPS4スリム、旧型PS4は同じシステムウェアを使用)
PS4PROで、予算を抑えてSSDを使いたい場合は、内蔵SSDは500GB程度に抑え、大容量タイプの外付けHDDを組み合わせて使うのもありです。よくプレイするゲーム、ロード時間の長いゲームは内蔵SSDにインストールといった使い方もできます。
外付けHDDなどはこちらにまとめました!
通常のPS4(PRO以外)の場合は、外付け接続タイプにすると速いです。「PS4、PS4PROでも使える 最新 おすすめ外付けHDD紹介!安くて大容量 安定性パフォーマンスのよいものを中心に紹介」をどうぞ。
製造関連の問題で、生産国が「韓国」である「Samsung(サムスン)」の場合、
半導体関連素材の供給の問題から、一時的に価格が高騰・上下する場合があります。保証は長めですが、今後問題が出てくるかもしれませんのでご注意願います。
おすすめの500GB~1TBのお手頃タイプ、2TBタイプ
安定のSANDISK
2018年12月4日発売モデルがありますが、旧モデル(2017年)と基本性能は同一です。
安定性・スピードも兼ねそろえたコスパNO1。保証は5年と長めです!

MTTF (製品寿命)175万時間、読込速度560(MB/sec)書込速度530(MB/sec)
3D TLC NANDとnCache 2.0採用で高速化!500GB時、耐久性は200TBW(書き換え可能容量)1TBでは400TBWと容量に合わせ高耐久化していく製品です。
容量500GB:耐久性200TBW 2019年相場
容量1TBタイプ:耐久性400TBW 2019年相場
容量2TBタイプ:耐久性500TBW 2019年相場
※旧製品の流通数が減ったため旧モデルはリンクから外しています。
定番SSDはこちら!
2018年1月9日(火)発売のSSDだけど、速度や安定性抜群!
Crucial MX500 2.5インチSSD Micron 3D TLC NANDタイプ 正規品の保証期間は5年間
Crucial SSD 500GB MX500 内蔵2.5インチ 7mm (9.5mmアダプター付) CT500MX500SSD1/JP(末尾にJPが追加されたものは、国内正規のリテールパッケージ品)
MTTF (製品寿命)180万時間、読込速度560(MB/sec)書込速度510(MB/sec)
耐久性400TBW
容量500GB 2018年相場15000円 → 2020年7月相場 7700円
容量2TB(2000G)タイプもあり 2020年7月相場28000円前後
メーカーにこだわりがない場合は、日本サムスン

保証期間:5年保証(TBW:300TB)~
最大読込速度550(MB/sec)最大書込速度520(MB/sec)
500GBタイプ 5年保証(TBW:300TB) (19年11月相場)7100円前後→20年7月相場は8000円前後
1TBタイプ 5年保証(TBW:600TB) (19年11月相場)18500円前後→20年7月相場は20000円前後
2TBタイプ 5年保証(TBW:1,200TB) (19年11月相場)41000円前後→20年7月相場は45000円前後
4TBタイプ 5年保証(TBW:2,400TB) (19年11月相場)82000円前後→20年7月相場は83000円前後

4BIT MLC「低価格QTC+速度をカバーするSLC」を採用したコスパ重視の製品。
保証期間:3年保証(TBW:360TB、4TBモデルでは1,440TBW)
最大読込速度550(MB/sec)最大書込速度520(MB/sec)
※大容量サイズへのアクセス発生、または空き容量が少なくなると(1TBなら、168GB以下)
HDD並みに書込み速度が落ちますのでご注意ください。(最大書込速度520 ⇒書込速度80(1TB)~160(2/4TB)(MB/sec))
1TB4Bit QLC(4bit MLC)タイプ 19年11月の相場11000円前後→20年7月相場も変わらず。
2TB4Bit QLC(4bit MLC)タイプ 19年11月の相場31000円前後→20年7月相場は30000円
4TB4Bit QLC(4bit MLC)タイプ 19年11月の相場67000円前後→20年7月相場は60000円
4TBを超える大容量タイプ
こちらはまだまだ値段は高く、ゲーム機に使うのはもったいないクラスになります。
Samsung SSD 4TB 860EVO 2.5インチ内蔵型 5年保証 正規代理店保証品 MZ-76E4T0B/EC
読込速度550(MB/sec)書込速度520(MB/sec)
4. おすすめできないSSD
ついでに、あまりおすすめできない地雷SSDの紹介です。
ここの地雷とは、使った最初はいいが、問題があとから発生する可能性が高い製品
- トランセンド
Transcend SSD 512GB 2.5インチ SATA3 6Gb/s 3D TLC NAND採用 3年保証 TS512GSSD230S
個体差があるかもしれないが、かなり熱がこもるので、ゲーム機向けじゃないです。使うなら、PC用にどうぞ。外付けの場合はファン冷却付きケース推奨です。(定期的に割引クーポン対象になっています。) - シリコンパワー
SSD 512GB 3D TLC NAND採用 SATA3 6Gb/s 2.5インチ 7mm 3年保証 A55シリーズ SP512GBSS3A55S25
価格は512GBでも6900円台と安いが、動画や容量の大きいファイルの取り扱い時の速度低下が気になる。割り切りが必要。(定期的に割引クーポン対象になっています。) - エッセンコアクレブ(Essencore Klevv)激安SSD
KLEVV SSD 480GB SATA3 6Gb/s 2.5インチ 7mm 3年保証 NEO N400 K480GSSDS3-N40
PS4で使うと、無線PS4コントローラーの動作がおかしくなります。勝手に移動するなど。取り外すことで正常化することから電波に干渉しているのか、電力不足なのか何か相性があるのかもしれません。
購入時期により仕様変更があった場合も含み、
装着・換装時に発生したトラブルに関して一切の責任を負いませんので予めご了承願います。
5. 交換換装の詳細はこちらをどうぞ
- PS4スリムはこちら
「新型PS4SLIM(スリム)のHDD換装・交換方法紹介!事前に準備したほうがいいもの」 - 外付けHDD増設は
はじめにPS4認識できるようにする。
(1)設定から周辺機器「USBストレージ機器」を選択
(フォーマットが必要。中身は全削除され、PCから認識できなくなります。)
PS4のゲームインストール先設定を行う。
(2)設定からストレージ「拡張ストレージ」を選択。
オプションメニューからアプリケーションのインストール先、拡張ストレージを選択する。
(内蔵から、外付けHDD移動も可能)
「PS4、PS4PROでも使える 2020年版最新 おすすめ外付けHDD紹介!安くて大容量 安定性パフォーマンスのよいものを中心に紹介」
SSDとHDDの動作比較動画
初期型PS4換装方法とMHWロード比較動画となっています。
6. 過去のベンチマークデータ
以前の相場 36500円~耐久性10年保証(200万時間)、読込速度550(MB/sec)書込速度515(MB/sec)
使い続けても速度が一定で、速度低下が起きにくいメーカー「SanDisk」のSSD。
SanDisk SSD Extreme PRO 960GB [国内正規品] メーカー10年保証付 SDSSDXPS-960G-J25
480GBのベンチマーク速度を測ってみました(PC接続、使用時間は8506時間経過、健康状態100%)使い込んでいるSSDでも、ちゃんと最大速に近い値がでています。


2枚目の画像は、ファイルサイズ別の速度グラフです。
熱対策はこちらをどうぞ!
真冬でも部屋が暖かく、PS4がフリーズ(停止)したら要注意です。
まずは本体のほこりを掃除機で吸い取りましょう。(弱で!)
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